beacon

ペップの熱血指導が目の前で! マンCが横浜で前日練習&公式会見「お互いに攻撃的な試合を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼップ・グアルディオラ監督

 『EUROJAPAN CUP』の横浜F・マリノス戦を翌日に控えるマンチェスター・シティは26日、試合会場の日産スタジアムで前日練習を行った。ハーフコートのミニゲームでMFケビン・デ・ブライネ、FWラヒーム・スターリングらがゴールを決めると、集まった観衆からは大きな歓声が巻き起こっていた。


 試合前日にもかかわらず、トレーニングは大きな熱気にあふれていた。冒頭に行われた[4-2]の人型壁を並べた攻撃練習では、最終ラインから少ないタッチ数で前線にボールを送り、さまざまなパターンでゴールを連発。ジョゼップ・グアルディオラ監督が激しいジェスチャーで指示したり、「ブラボー!」と賞賛したりする姿も見られた。


 その後はビブスで色分けされた選手たちが、それぞれ鳥かごと8対8のミニゲームを実施。ハーフコートより小さく区切られたピッチで密集状態が作られていたが、攻撃陣はスピードあふれるパス&ゴーで守備陣を突破していた。終了後にはグアルディオラ監督がDFカイル・ウォーカーに激しく個人指導を行う場面もあった。


 トレーニングは約1時間にわたって行われ、終盤には突然の豪雨がチームを襲ったが、グアルディオラ監督に指示された選手たちはPK練習にも取り組んだ。デ・ブルイネ、スターリング、MFオレクサンドル・ジンチェンコらに加えて、遠征に帯同しているユース選手たちも次々にゴールネットを揺らしていた。

 公式練習前には記者会見も実施。グアルディオラ監督は「マリノスは攻撃的かつ後方から組み立てくるスタイルで、組織力もあって素晴らしいチーム。似たような考え方を持ったチームだと思うが、お互いに攻撃的な試合をできればいい。横浜でプレーをすることを楽しみにしているし、ファンにも喜んでいただけるような試合をしたい」と意気込みを述べた。

公式会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督


(取材・文 竹内達也)

●プレミアリーグ2019-20特集

TOP