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先発デビューの冨安健洋にボローニャ同僚MFも驚き「素晴らしいプロ」

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ポーリが29日、イタリアの移籍情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』のインタビューに応じ、同僚のDF冨安健洋についてコメントした。

 20歳の日本代表DF冨安は今夏、シントトロイデンからボローニャへとステップアップ。中田英寿氏以来となるクラブ史上2人目の日本人選手として、セリエAに挑戦する。すでに合宿先のボルツァーノにおいて、地元クラブとのテストマッチで右SBとしてデビューを飾った冨安。続く親善試合のケルン戦でも途中出場でのプレーとなったが、29日のシャルケ戦では先発デビューを果たしている。62分にDFアルトゥーロ・カラブレージと交代するまで右SBでプレーし、3-2での勝利に貢献した。

 シャルケ戦でキャプテンマークを巻いたポーリは、早くも新天地に適応しつつある冨安および同じく新加入のDFステファノ・デンスビルに驚きを見せている。

「守備陣では多くの選手が加入したばかりで、デンスビルとトミヤスは今、連携を学んでいるところだ。だが2人は良い試合をしていたよ。他のリーグから加入し、すぐにチームに貢献するのは簡単なことではないが、2人は素晴らしいプロフェッショナルな精神でこなしている」

 チームのテクニカルディレクターであるバルテル・サバティーニ氏から、「トミヤスが我々を最も驚かしてくれる選手になるはずだ」と大きな期待を受ける冨安。今後、8月3日のアウクスブルクとの親善試合を経て、18日のコッパ・イタリア3回戦、25日のベローナとのセリエA開幕戦に挑むことになるが、今後の動向は注目されるところだ。

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