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鎌田大地、ジェノアと4年契約で合意報道も移籍はスローダウン?伊紙が読み解く理由とは…

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去就が注目される鎌田大地

 ジェノア移籍が迫るフランクフルトのMF鎌田大地について、地元紙『イル・セーコロXIX』が30日、近況を伝えている。

 鎌田は昨シーズン、レンタル先であるベルギーのシントトロイデンで大きな成長を遂げて、今夏はフランクフルトに復帰。そんな中、元日本代表FW三浦知良が所属したことで知られるジェノアが24年ぶりの日本人選手の獲得に乗り出しており、セリエA移籍の可能性が伝えられてきた。

 ジェノアは「カマダがトップ下補強の本命」としており、できる限り早く日本人MFが合宿先のディナールへ合流できるようフランクフルトとの交渉に取り組んでいる。すでに鎌田とは、4年契約の条件で個人合意に至っているとも伝えられる中、日本人選手のジェノヴァ到着は、報じられていた29日からずれ込んでいる。

 ジェノヴァの地元紙は「フランクフルトも彼を放出する用意はできているが、ここ数日、ややスローダウンしている」と指摘。その理由として、「攻撃陣の補強の確保」および「木曜日(8月1日)に行われるヨーロッパリーグ予選フローラ戦のセカンドレグが控えている」ことを挙げている。「ジェノア幹部から届くメッセージは、『我慢が必要』とのことだ。カマダの到着はずれ込んでいるが、連絡は続いており、引き続き高い信頼を寄せていい」と結論付けている。今後の動向は注目されるところだ。

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