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プレミア移籍市場閉鎖まで残り5日。マンU、大物続々到着の驚異のビッグサマーに?

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ユナイテッドが“夏の主役”に?

 プレミアリーグの移籍市場が残りわずかに迫っている中、マンチェスター・ユナイテッドの動きが注目されている。

 イングランドの移籍市場は、イタリアやスペイン、ドイツなどとは異なり、リーグが開幕する8月9日の前日である8月8日に閉鎖となる。“BIG6”と呼ばれるクラブは、ここまで例年に比べれば大物選手を何人も引き入れるような大きな動きを見せてこなかったが、残る5日間でユナイテッドが“夏の主役”になる可能性が出ている。

 ユナイテッドの強化責任者であるエド・ウッドワードCEOは現在、FWロメル・ルカクとFWパウロ・ディバラのトレードに関してユベントスと交渉中。トレード実現へ残るはディバラとの条件面合意だけと言われている中、このオペレーションに含む形でFWマリオ・マンジュキッチも獲得する可能性が伝えられる。

 また、ユナイテッドはイングランド代表DFハリー・マグワイアの移籍に関して、『Goal』の情報では同選手の所属先であるレスター・シティと8000万ポンド(約104億円)の移籍金でクラブ間合意。近くにも公式発表される見通しで、今夏に4500万ポンド(約58億円)+ボーナスで獲得したDFアーロン・ワン・ビサカと共に最終ラインの大幅な戦力アップとなる。

 さらに、スポルティング・リスボンに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス獲得に向けた交渉も進展していることが伝えられている。レアル・マドリートッテナムの関心も伝えられるが、一部では既にユナイテッドが合意に取り付けているとも言われており、状況が注視される。

 そのほか、退団を希望しているMFポール・ポグバが仮にレアルに移籍する場合、7500万ユーロ(約89億円)ほどを投入してラツィオのMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチの獲得に動く準備ができているとみられる。

 今季にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場できないユナイテッドだが、既に獲得を決めているダニエル・ジェームズとワン・ビサカ、決定的となっているマグワイアだけでなく、ディバラやブルーノ・フェルナンデスを引き入れることができれば大成功の夏と言っていいだろう。残る5日間のプレミア移籍市場、ユナイテッドの動きに注目だ。

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