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GK起用の悩み…スペイン代表指揮官「ケパもファーストチョイスではない」

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チェルシーに所属するGKケパ・アリサバラガ

 スペイン代表指揮官ロベルト・モレノがスペイン代表の正GK争いについて言及。先日のルーマニア戦ではGKケパ・アリサバラガがゴールを守ったものの、まだ同選手が絶対的な存在ではないと説いている。

 EURO2020予選でスペインはここまで5連勝。ルイス・エンリケ前監督が家庭の事情で指揮官を退任し、その後任としてコーチを務めていたモレノが暫定監督に昇格。6月からは正式に監督へと就任した。

 指揮官モレノはメディアの前でGKのチョイスに悩んでいることを明かし「今、招集しているGKはいずれも高いレベルのプレーをトレーニングで見せている。現時点で1人だけを選ぶことは難しいね。誰が正GKにふさわしいかはわからない」と述べている。

「ケパだってファーストチョイスではない状況だ。3人ともにトップレベルだから、私にとってGKを選択することは本当に難題となる」

 最新のスペイン代表でGKはダビド・デ・ヘア、ケパ、パウ・ロペスの3名が招集されている。最も経験があるのはデ・ヘアだが、2018年のロシア・ワールドカップで不安定な場面が散見されたことから、絶対的な正GKではなくなり、2019年に入ってからはスペイン代表として出場したのは3月に行われたEURO2020予選第1節のノルウェー戦のみ。

 その後の第2節マルタ戦~第5節ルーマニア戦まで4試合連続でケパがゴールを守ったものの、指揮官モレノはケパでさえもまだ絶対的な存在ではないと見ているようだ。

 スペインは現地時間8日、フェロー諸島とのEURO予選第6節を迎える。果たして指揮官モレノはどのGKをスタメン起用するのか、注目が集まる。

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