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元伊代表MF、古巣ボローニャのお気に入りは冨安健洋「日本や韓国の選手たちは勤勉で規律がある」

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MFアレッサンドロ・ディアマンティが冨安の名を挙げる

 元イタリア代表のMFアレッサンドロ・ディアマンティが12日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣のボローニャについて語った。

 ディアマンティは2011年夏から2年半にわたってボローニャに所属。公式戦88試合に出場し、22ゴールを挙げたほか、キャプテンとしてもチームに貢献した。今夏からはAリーグのウェスタン・ユナイテッドでプレーし、「勘違いして欲しくはないが、ここでは王子様の気分だよ」と語るほど新天地で充実した生活を送る元イタリア代表MFは、古巣のボローニャについて言及。白血病であることを公表したシニシャ・ミハイロビッチ監督への思いがチームに力を与えているとの見解を示した。近年はセリエA残留争いを強いられ、ポイントも40前後にとどまっていたが、今シーズンの飛躍を期待している。

「オーストラリアからは、試合の一部だけしか見ることができないが、チームが彼のために歯を食いしばってピッチでプレーしているのは理解できる。本物の男なら知らないふりなどできない。電話で声を聞くだけでも、ピッチに入れば世界を真っ二つにできるほどの力が湧き出てくるはずさ」

「ボローニャがシニシャのDNAを受け継いだまま継続性を示すことができれば、50ポイントに到達できるのではないだろうか。もしかしたら(ステファノ)ピオリの下で僕らが獲得した51ポイント以上に届くかもしれない。あの頃のボローニャはもう少し補強していれば、現在のアタランタのようになれたかもしれなかったよ」

 最後にディアマンティは、今年のボローニャのお気に入りの選手として、ミハイロビッチのためにチーム残留を決めたベテランのFWロドリゴ・パラシオと新加入の20歳DF冨安健洋を挙げた。

「気に入っているのはパラシオ、それからトミヤスだ。スポーツディレクターたちはブラジル人選手が好きなようだが、日本や韓国の選手たちは軍人のように勤勉で規律がある。それにフィジカルの面でも強い」

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