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原口元気がハノーファーで絶対的な存在となるために。地元紙が指摘する2つの改善点

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ハノーファーに所属するMF原口元気

 ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気の状況は依然として不安定なままだ。地元紙『sportbuzzer』が分析している。

 原口はここまでリーグ戦6試合に出場してノーゴール。ミルコ・スロムカ監督も原口について「毎試合ゴールを挙げていないことは私にとって大きな謎でしかない」と実戦で本領を発揮できていないことを認めている。

 しかし、マルティン・キンド会長は原口を高く評価し、「最初のゴールさえ生まれてしまえば、自信も得てブーストしていくだろう」と期待している。20日に行われたホルシュタイン・キール戦では2点目の起点となるなど、勝利に貢献してファン選出のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。

 一方で、原口は「適正ポジションをまだ探している」とも同紙は指摘。これまでハノーファーでは、右サイドバック、右サイドウィンガー、攻撃的MF、左サイドウィンガーなどでプレー。キール戦でも左ウィンガーとしてスタートしたが、スロムカ監督は近くで指示を送るため、後半には右サイドへと移す決断を下している。

 また、2つ目に指摘した改善点はやはりゴールの少なさ。原口は前半戦の目標として「10ポイント」、つまりゴールとアシストを合わせて10マークすることを掲げたが、ここまでゴールはなく、4アシストにとどまっている。そのため、同紙では「本当に重要になりたいのなら、ゴールを奪うべき」と締めくくっている。

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