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ローマ、SNSで選手に人種差別発言のユーザーを通報…スタジアムから永久追放へ

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 ローマは、選手に対して人種差別的な投稿を送信した人物の観戦を禁止することを、公式ツイッターを通じて26日、発表した。

 イタリアでは今シーズン、インテル新加入のFWロメル・ルカクやミランのMFフランク・ケシエ、フィオレンティーナのDFダウベルトが人種差別的チャントの被害に遭遇。フィオレンティーナDFのケースでは、主審が3分間にわたって試合を中断する措置が取られるなど、スタジアム内における人種差別が問題となっている。

 そんな中、ローマのブラジル人DFフアン・ジェズスはインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて人種差別的な暴言を浴びる被害に遭った。ブラジル人DFは、ストーリー機能を利用して差別を受けたことを訴えたほか、クラブに報告。「みんなはこんなファンにどう対処すべきか分かっているよね!僕は自分自身を誇りに思っている」と綴った。

 ローマはツイッター上で、差別的なメッセージを送信したサポーターのSNSアカウントやメッセージのスクリーンショットを公開。画像には、「お前には動物園の方がお似合いだ」、「いまいましい大猿め」などといった攻撃的な発言が見受けられる。さらにローマは、このユーザーのアカウントをインスタグラムだけでなく、警察に通報したことも併せて発表。今後、DASPO(スポーツイベントへのアクセス禁止)措置を適用し、ローマの試合から永久に追放するとして厳しい態度を示している。

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