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ボローニャ冨安健洋に「失点シーンは緩すぎ」の指摘も…伊紙の見解は分かれ最高評価も

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ボローニャDF冨安健洋

 9月29日のウディネーゼ戦に出場したボローニャ日本代表DF冨安健洋について、ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』などが30日に評価を下した。

 ボローニャは29日、セリエA第6節でウディネーゼと敵地で対戦したが、27分にステファノ・オカカのゴールでウディネーゼに先制点を許した。ボローニャはその後、何度も好機を演出して追いつこうと試みるが、ホームのウディネーゼの牙城を崩すことはできず、0-1と惜敗。3戦連続未勝利のボローニャは11位へと後退した。冨安は6試合連続で右SBとして起用され、フル出場している。

 ボローニャの地元紙は、指揮官も含めた全員が不合格となる厳しい評価を下した。冨安のパフォーマンスについては、チーム内で平均的な「5」と採点。「失点のシーンでは、アシストを記録した(イェンス)ラーセンに対して緩すぎた。さらに選手も自覚しているはずのミスもあった」と綴った。なおチーム内最高点はウカシュ・スコルプスキとロドリゴ・パラシオの「5.5」。最低点は退場処分を受けたロベルト・ソリアーノら3選手の「4.5」だった。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』や『レスト・デル・カルリーノ』も同様に、冨安についてチーム内で平均的な評価を下している。採点は「5.5」となり、及第点にはわずかに届かなかった。一方、『コリエレ・デロ・スポルト』および『レプブリカ』は、日本代表DFのパフォーマンスをチーム内で最高評価となる「6」と判定。守護神スコルプスキら4選手と並び、及第点の評価を与えている。

 なおボローニャの次戦は6日。イタリア代表FWチーロ・インモービレやセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチらを擁する強豪ラツィオとの一戦となる。20歳冨安の活躍はこれからも期待されるところだ。

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