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堂安と菅原の日本人対決が実現…AZ、1人少ないPSVに4発快勝

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PSVのMF堂安律(左)とAZのDF菅原由勢

[10.27 エールディビジ第11節 PSV 0-4 AZ]

 オランダ・エールディビジは27日、第11節を開催した。MF堂安律が所属する2位PSVとDF菅原由勢が所属する4位AZによる上位対決が行われ、AZが4-0の完封勝利を収めた。

 堂安と菅原はともにスターティングメンバ―に名を連ね、堂安は4-2-1-3の右ウイング、菅原は4-1-2-3の右ウイングでスタート。前半12分には左サイドからFWウサマ・イドリッシが送ったクロスを菅原がヘディングで合わせるが、ジャストミートさせられず。着地の際に味方と接触して左足首を気にする素振りを見せるも、大事には至らずにプレー続行となった。

 すると前半22分にホームPSVにアクシデント。FWライアン・トーマスが一発退場となって数的不利に。前節は退場者を2人出して今季初黒星を喫しているPSVは(対ユトレヒト。●0-3)、2試合連続で厳しい状況に陥ってしまう。

 その後は数的優位に立ったAZがボールを保持する展開となるが、体を張るPSVが簡単には決定機を作れせず。しかし同45分、ついに試合が動く。FWカルビン・ステングスのスルーパスからPA内に侵入したFWミーロン・ボードゥがネットを揺らし、先制に成功。さらに同アディショナルタイムにはDFオーウェン・ワインダルのグラウンダーのクロスを、ゴール前でフリーになったボードゥが押し込み、AZが一気にリードを2点差に広げた。

 数的不利な上に2点のビハインドを背負ったPSVは、後半開始から2枚替え。堂安とFWブルーマに代わってFWコンスタンティノス・ミトログルとDFジョーダン・テゼがピッチへと送り込まれた。後半立ち上がりには菅原が右サイドで存在感を示し、同7分に折り返し、同9分には鋭いクロスでボードゥの好機を創出するが、ボードゥが決め切れずにアシスト記録とはならず。同22分にはAZベンチが動き、菅原に代わってMFダニ・デ・ビトが投入される。

 その後は数的優位に立つAZが後半26分と同31分に加点し、4-0で快勝。前節初黒星を喫したPSVは2連敗となった。

 また、他会場ではDF板倉滉が所属するフローニンゲンヘーレンフェーンのホームに乗り込み1-1で引き分けた。板倉は開幕から全試合フル出場を続けている。

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