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ユベントス、アジアでの拡大を視野に韓国代表ソン・フンミン獲得を検討か…伊紙報道

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トッテナムFWソン・フンミン

 ユベントストッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの獲得に関心を示していると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が29日に報じている。

 シーズン開幕から2カ月が経過したばかりだが、イタリア王者ユベントスはすでに今後の補強について検討を始めているという。ユーベのスカウト陣はイギリスへと足を運び、27日のリバプール対トッテナム戦(2-1でリバプールが勝利)をアンフィールドで視察。複数の選手に対し、熱い眼差しを送った。

 ユーベが動向を追う選手には、27歳のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンやベルギー代表の30歳DFトビー・アルデルバイレルトらの名前が挙げられているが、ベッキア・シニョーラ(老貴婦人の意でユーベの愛称)は特に、2019年バロンドール候補の30選手にノミネートされた27歳の韓国代表ソンに関心を寄せているとのこと。

 ソンは優れた実力に加えて、アジアで極めて高い人気を誇る。このため、ユーベは韓国人FWを獲得することで、近年、拡大を図るアジアのマーケットにおいて大きな実りを期待できることになる。ユーベはアジアを戦略的エリアと見なしており、すでに香港に事務所を設置。世界最高峰と上り詰めようとしているスピードあふれるユーティリティプレーヤーのソンの獲得へ向けて、準備は整っていると言えそうだ。

 しかし韓国の至宝のユーベ入りには、障害も立ちはだかる。ソンは現在、トッテナムと2023年までの長期契約を結んでおり、交渉は一筋縄ではいかないことが予想される。とはいえ、ユーベは近年、FWクリスティアーノ・ロナウド獲得さえも実現しており、あらゆる目標をクリアできる力があることを証明してきた。先日、代理人を通じてセリエAに興味を示していることを示唆したソンのイタリア移籍は実現するのか、今後の動向が注目されるところだ。

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