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モナコ解任から監督業復活のアンリ、「この世に置ける唯一の失敗は…」

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ティエリ・アンリが監督業を再開

 元フランス代表ストライカーのティエリ・アンリ(42)は15日にアメリカMLSのモントリオール・インパクトの監督に就任。今年1月に解任となったモナコでの経験が糧になっていると振り返った。18日、英『スカイ』が伝えている。

 現役時代はアーセナルやバルセロナで活躍し、フランス代表でも躍動を見せたストライカー・アンリは2014年に現役引退。16年からベルギー代表のアシスタントコーチを務め、18年10月からは成績不振に陥った古巣モナコの指揮官に就任した。しかしその不調は続き、リーグ戦12試合で2勝と立て直せず、今年1月に早々と解任されていた。

 しかしこの度、現役最後に在籍していたNYレッドブルズが所属するMLSで監督業を再開。アンリは「人々はいつも良かったことしか覚えていないものだ。だけど僕は暗黒の時代に、優れた選手になったんだ」と当時のことを振り返る。「そのときの経験が、良い監督になる助けとなってくれることを祈っている」と活躍を誓った。

 さらにモナコでの監督時代も回顧。「モナコではうまくいかなかった。いろいろと言い訳は思いつくけど、最終的にうまくいかなかったことは変わらない。僕はここにモントリオールの監督として立っている」と気持ちを切り替えている。

「僕はあそこで多くを学んだ。この世に置ける唯一の失敗というのは、起きた出来事から何も学ばないことだ。失敗は乗り越えなければならない」

「四六時中戦い続けるつもりだ。これは自分だけの物語ではなく、全員の人生に関する物語だ。転ぶこともあるだろうけど、だからこそ立ち上がることができる」

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