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パレスに苦戦も負けない…VARに救われたリバプール、開幕無敗を維持

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リバプールが開幕無敗を維持

[11.23 プレミア第13節 クリスタル・パレス1-2リバプール]

 プレミアリーグ第13節が23日に行われ、リバプールはアウェーでクリスタル・パレスと対戦し、2-1で勝って開幕無敗(12勝1分)をキープした。

 27日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のナポリ戦を控えるリバプールは、10日のマンチェスター・シティ戦から1人を入れかえ、足首を痛めているFWモハメド・サラーに代えてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを起用した。

 リバプールはボールの主導権を握りながらも、両ワイドのチェンバレン、FWサディオ・マネがなかなかシュートまで持ち込めず、持ち味のサイドバックの攻撃参加もあまり見られない。守備でもFWウィルフレッド・ザハを中心としたパレスの攻撃に苦しみ、チャンスはホームチームのほうが多かった。

 すると、前半42分。左コーナーアーク付近でFKを獲得したパレスはMFルカ・ミリボイェビッチがゴール前に蹴り込み、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが頭で触ったボールがファーサイドに流れ、DFジェームズ・トムキンスが頭で押し込んでゴールネットを揺らす。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、中央での競り合いでFWジョルダン・アイェウがDFデヤン・ロブレンを押し倒したとして、得点は認められなかった。

 前半はシュート3本、枠内0に終わったリバプール。後半3分、センターサークル内からMFジョーダン・ヘンダーソンがスルーパスを送り、マネが右足で狙うもゴール右に外れる。それでも4分、ボールを運んだFWロベルト・フィルミーノが左に展開し、DFアンドリュー・ロバートソンが上げたクロスをマネが左足ボレー。GKビセンテ・グアイタが弾いたボールが右ポストを叩いてゴールに吸い込まれ、リバプールが先制した。

 後半19分、リバプールはチェンバレンを下げてFWディボック・オリギを投入。直後の20分には、ロバートソンのパスを受けたフィルミーノがPA左に進入し、右足アウトでシュートを放つが、相手に当たってわずかに枠を外れる。パレスは33分、PA右からのクロスを途中出場のFWクリスティアン・ベンテケがバイシクルシュート。これは惜しくもゴール右に外れるが、直後に同点に追いつく。

 パレスは後半37分、ベンテケが左サイドからカットインし、PA中央でパスを受けたMFアンドロス・タウンセンドが体をひねってPA右へラストパス。今季まだ得点がないザハが左足を振り抜き、待望のゴールネットを揺らした。

 だが、開幕無敗を維持するリバプールが意地をみせる。後半40分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの左CKからDFフィルヒル・ファン・ダイクが触り、ゴール前で混戦となったが、最後はフィルミーノが左足で押し込み、2-1と勝ち越しに成功する。44分にはフィルミーノを下げてDFジョー・ゴメスを投入。逃げ切りに成功し、リバプールが2-1で4連勝とした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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