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プレミア制覇は重要じゃない? ペップ「子供や若者に対して良くない」

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2連覇中のシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、今季プレミアリーグで優勝することが最も重要なのではなく、できる限りリバプールに迫ることが大切なのだと主張した。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。

 3位シティは23日のプレミアリーグ第13節で4位チェルシーを2-1で下し、2試合ぶりの白星を手にした。ただ、首位リバプールも他会場で勝利を収めたため、ポイント差は9で変わらず。3連覇に向けてもどかしい状況が続いているが、グアルディオラ監督は再びトロフィーを掲げることが一番の関心事ではないと話している。

「社会や子供たち、若者に対して、『勝者は完璧である』ということだけを見せるのは良いメッセージとは言えない」

「大事なのは努力であり姿勢なんだ。サッカーでは、誰もが勝ちたいと思う。だが、勝つだけが重要で、その他のことは災厄なのだろうか? そうではない。だからこそ選手たちにはリラックスして自分の仕事をするように伝えている。あとは12月、1月、2月、3月にどの順位にいるのか見るだけだ」

「もしその時トップとかけ離れているのなら、それはしょうがない。来季また挑戦するしかない。負ける時は負けるものだ。だが約束するよ。もし選手たちがインテンシティや勝利への欲求を欠いたようなプレーをしていたら、私はっきりとそのプレーは好きじゃないと伝える」

 ブレずに自分たちのプレーに目を向けることが重要だと説いたグアルディオラ監督。「私のチームは常に挑戦する。だが、他のチームがそれを上回る可能性があることは認めるよ」。やるべきことをやった上であれば、どんな結果も受け入れるつもりのようだ。

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