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不運続いたアーセナル、逆転勝利でユングベリ体制初勝利!プレミアでは2か月ぶり白星

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ダメ押しゴールを叩き込んだFWピエール・エメリク・オーバメヤン

[12.9 プレミア第16節 ウエスト・ハム1-3アーセナル]

 プレミアリーグは9日、第16節の1試合を行った。アーセナルは敵地でウエスト・ハムと対戦し、3-1で逆転勝利した。

 フレドリック・ユングベリ暫定監督のもと立て直しを図るアーセナルだが、5日のブライトン戦を落とし、公式戦9試合未勝利(5分4敗)と復調の兆しが見えない。12日にはヨーロッパリーグ(EL)のスタンダール・リエージュ戦を控える中、DFエクトル・ベジェリンがウォーミングアップ中に負傷し、MFエインズリー・メイトランド・ナイルズが先発に入った。

 さらに不運は続く。アーセナルは前半26分、FKの流れからMFミカイル・アントニオと競り合ったDFキーラン・ティアニーが右肩を痛め、DFセアド・コラシナツとの交代を余儀なくされる。38分には、ゴール前の混戦からDFアンジェロ・オグボンナのヘディングシュートがメイトランド・ナイルズの背中に当たってゴールに吸い込まれ、ウエスト・ハムに先制点を許した。

 1点ビハインドのアーセナルは、前半のポゼッション率65%を記録したが、シュート2本も枠内に飛ばすことができなかった。後半の立ち上がりはウエスト・ハムの高い位置からのプレスに苦しんだが、15分に同点に追いつく。MFルーカス・トレイラが左に展開し、コラシナツが中央へ折り返したボールをMFガブリエウ・マルティネッリが右足で合わせ、1-1とした。

 18歳マルティネッリの移籍後初ゴールで追いついたアーセナルは、この勢いのまま逆転に成功する。後半21分、PA右でFWピエール・エメリク・オーバメヤンのパスを受けたFWニコラ・ペペが中央にずらして対峙した相手をかわし、左足を一閃。ゴール左隅に突き刺し、2-1と試合をひっくり返した。

 さらにアーセナルは後半24分、PA右手前からペペがクロスを供給し、相手に当たりながらもオーバメヤンが反応。右足ボレーを叩き込み、3-1とリードを広げる。試合はそのままアーセナルが勝ち、11月6日のELビトーリア・ギマランエス戦以来、約1か月ぶりの勝利。プレミアリーグでは10月6日の第8節ボーンマス戦以来、今季5勝目となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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