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前任エメリがアルテタのアーセナル新指揮官就任に「良い決断」と期待

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ウナイ・エメリ氏がアルテタ新監督に期待

 アーセナルの前指揮官であるウナイ・エメリ氏は、正式な後任を務めることが決まったミケル・アルテタ監督に期待を寄せた。

 2018年夏にアーセン・ベンゲル元監督の後任としてアーセナルを率いることが決まったエメリ氏。1年目はチャンピオンズリーグ出場権こそ逃すものの、ヨーロッパリーグ決勝進出を果たすなど評価を得たが、2年目となった今季、序盤からの低迷が続き、過去27年で最悪となる公式戦7戦未勝利を受け、11月末に解任された。

 そして、指揮官交代に踏み切ってから、3週間余りが経った20日、アーセナルはクラブOBであり、マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督の右腕として働くアルテタ監督の招聘を発表した。

 自身の後任が決まったエメリ氏は、イギリス『BBC』で「彼は次のステップに進む準備がしっかりとできている。彼は以前にアーセナルに所属し、プレミアリーグを経験し、ジョゼップ・グアルディオラとともに働いてきた。これは良い決断だと強く信じているし、彼らにこのように決断してほしいと思っていた」とアルテタ監督がアーセナルを率いるのに十分な能力を有していると主張した。

 また、エメリ氏はアーセナル時代を振り返り、「メンタル面をリゲインする必要があり、不満を取り除かなければいけなかったが、そうのようにできなかった」と認め、当時の苦労を明かした。

「クラブからの決断を受け入れる3、4週間前に選手に上手くいっていないことを伝えた。私が描いていたイメージをチームから見出せなかったし、私も自身が求めていることがはっきりとしていなかった。クラブとともに答えを見つけようとしたが、できないまま、クラブが決断を下した。もう少しの忍耐があれば、好転した可能性があったと思っている」

 なお、エバートン行きなども噂されているエメリ氏は、オファーを断ったことを認め、今後については未定のようだ。

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