元日本代表MF長谷部誠は近々にフランクフルトとの契約延長が決まるかもしれない。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

　来年1月に36歳の誕生日を迎える長谷部はフランクフルトとの現行契約は今季いっぱいで満了。しかし2014年夏の加入以来公式戦194試合に出場し、副キャプテンを務めるベテランは同クラブでプレーを続けることになりそうだ。

『ビルト』の報道によると現在、クラブと長谷部の間で契約を1年延長する前提で話が進められているとのこと。長谷部本人は「1年間はまだやれます。フレディ・ボビッチ(執行役員)やブルーノ・ヒューブナー(スポーツディレクター)とはすでにそれについて話しています」と明かし、「まだプレーしたいと思います。とても調子が良いので」と自身のコンディションには良い感触を得ている様子をうかがわせた。

　また長谷部は、将来的に監督業を行う希望についても「それについても、もうクラブと話しています」と認めている。「ただ、まだ取り組み始めてはいません。たくさんのエネルギーが必要になりますからね。完全に一つのことに集中したいので」と、現役生活を続ける間は指導者ライセンスの取得を進めることはないようだ。なお、長谷部は将来は監督として「攻撃的なプレーをするチームをつくりたいですね」とも明かしている。

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