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「ルカクのドッピエッタには驚かない。ナポリの守備はSPAL以下だから」伊識者が持論

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2得点を挙げたFWロメル・ルカク

 元ラツィオFWで現在ジャーナリストを務めるパオロ・ディ・カーニオ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の『スカイ・カルチョ・クラブ』に出演し、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクについて自身の見解を示した。

 インテルは今シーズン、アントニオ・コンテ指揮下において14勝1敗4分でセリエA2位と躍進。中でも新加入のルカクは、2トップのコンビを組むFWラウタロ・マルティネスとともにチームをけん引している。しかし現役時代、ユベントスやミランなどビッグクラブでプレーした経験を持つディ・カーニオ氏は、すでにドッピエッタ(1試合2得点)を4回記録したベルギー代表FWに見解を示した。ただ持論を展開するにあたり、成績不振のナポリに辛辣な言葉を浴びせている。

「ルカクがドッピエッタを4回決めても私は驚かない。順位表で10位より上のチーム相手だったら別だがね。ならばナポリ戦でのドッピエッタをどう説明するか? みんなは、今のナポリがビッグクラブだと考えているのかね? 非常に偉大なクラブだし、スタジアムも素晴らしい。それに大勢のファンを抱えている。だが今のナポリのプレーはどうだろうか。守備面ではおそらく、SPALよりも酷い。(ルカクの)2ゴールはプレゼントしたようなものだ」

 ルカクをめぐり、過去にも「優しいクロヒョウ。マリシアがない」などと問題点を指摘していたディ・カーニオ氏だが、2013年にサンダーランドの指揮を執った当時、ベルギー人FWの獲得を望んでいたことを告白した。

「彼はゴールを量産し、インテルにとってどんどん重要な選手になっていくと常に思っていた。なぜなら彼のことは、2011年にイギリスにやって来たときから8年間にわたって追ってきたからね。私はチェルシーやウェスト・ブロムウィッチ時代から彼を見ていて、コンテよりも早く彼の獲得を望んでいた。ただ強豪チーム相手では、プラスアルファの何かが足りないような印象を受ける」

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