ポルトの中島翔哉が復帰に近づいているようだ。

　今シーズンからポルトでプレーする中島。移籍当初はインパクトを残すことに苦労し、セルジオ・コンセイソン監督から叱責される場面も話題に挙がっていたが、12月以降は公式戦に5試合連続先発出場。移籍後初ゴールを挙げるなど、指揮官の信頼を徐々につかみ始めていた。

　しかし、1月10日のモレイレンセ戦で中島は打撲を負う。コンセイソン監督は同選手の負傷について「脚にとても大きなアザが残っている」と説明し、以降リーグ戦3試合、タサ・ダ・リーガ決勝を含む公式戦6試合に欠場していた。

　だが、ようやく復帰が近づいているようだ。4日のタサ・デ・ポルトガル準決勝ファーストレグのアカデミコ・ビセウ戦を前にした会見で、コンセイソン監督は離脱者の状態について言及。「ナカジマは良くなっている。他の選手たち(ペペ、ダニーロ・ペレイラ、ビンセント・アブバカル)は変わらない」と日本代表MFが間もなく復帰できる可能性を示した。

　また、ポルトの公式ウェブサイトでは中島がコンディショニングトレーニングに取り組んでいると伝えている。

　4日のアカデミコ・ビセウ戦の4日後には、首位を走るベンフィカとの“オ・クラシコ”を控えるポルト。中島は大一番に間に合うのだろうか。

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