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宮市亮のスピードを敵将が警戒…次節の相手監督は「パーキングブレーキをかけて欲しい」

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MF宮市亮のスピードを敵将が警戒

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリに所属するMF宮市亮は、敵将が名指しで警戒心を示すような存在になっているようだ。ドイツ紙『ビルト』が、次節の相手オスナブリュックのダニエル・ティウーネ監督の言葉を紹介した。

 現在12位のザンクト・パウリは3月1日に行われる第24節で、ホームで10位オスナブリュックと対戦。相手チームのティウーネ監督は試合に向けて「私はザンクト・パウリは好きだ」と告白しつつ、「ザンクト・パウリが我々を過小評価することはないと思う」と気を引き締めると、特に警戒する2人の相手選手の名も明かした。

 同監督がまず口にしたのは、身長201センチの巨漢ヘンク・フェールマン。ひざの重傷で長期離脱を強いられていたものの、昨年11月に復帰してから12試合に出場で7得点をマークするなど、復活を遂げている。オランダ人FWについて「フェールマンは印象的なストライカー」と語っている。

 続けて、前半戦の対戦の際にゴールを奪われた宮市について、「信じられないほどのスピードを持っている。我々としては彼にパーキングブレーキをかけてほしいものだ」と表現した。

 宮市は、ザンクト・パウリのフィールドプレーヤーとして唯一今季リーグ戦すべてに出場。得点こそ第7節のオスナブリュック戦での1ゴールの記録にとどまるも、ティウーネ監督がともに要注意選手に挙げたフェールマンの最後の2得点を演出するなど、6アシストとチャンスメーカーとしての力を発揮している。そのスピードに乗ってのDFラインを突破する姿は、相手にとって脅威となっているようだ。

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