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セリエA無観客開催にユーベ会長も理解「健康が重要。インテル会長をリスペクト」

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ユベントス会長が新型コロナウイルス問題に言及

 ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が5日、ロンドンで行われたFTビジネス・オブ・フットボール・サミットに出席した際に、新型コロナウイルス問題に言及し、インテルのスティーブン・チャン会長に同調した。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 イタリアではインテルやミランなどが拠点を置く北部ロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスが猛威を振るっており、感染拡大防止のため、セリエA第25節および第26節の一部の試合やコッパ・イタリア準決勝が土壇場で延期となった。無観客とするか延期とするかなどコロナウイルスを巡る対応が二転三転して混乱が生じる中、インテルのチャン会長は、SNS上でレーガ・セリエAのパオロ・ダル・ピーノ会長を批判。「みんなの健康を考えることが常に後回しになっている」などと発言して注目を浴びていた。ユベントス会長も理解を示しつつ、自身の見解を示した。

「我々の立場は最初から明確である。人々の健康が重要だ。チャン氏の立場は私と似ており、私は彼に大きなリスペクトを抱いている。彼とは2週間ほど前、私の自宅でコロナウイルス問題について議論した。しかし何をするべきかを決めるのは当局であり、当局が決断を下した。我々は言われたことに従わなければならない」

 今後、セリエAなどの試合が無観客で開催されることにより、経済的な影響が心配されている。

「経済が深刻な被害を受けることは分かっているが、経済への影響は二の次にするべきだ。(コロナウイルスを巡る)状況が抑え込まれ、解決することを願う。早く平常に戻り、2021年に向けて楽観視できるようになることを願っている」

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