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「18歳は無限の可能性を切り開いている」次節バルサ戦、久保建英にカタルーニャ紙が注目

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古巣戦に挑むマジョルカMF久保建英

 リーガ・エスパニョーラ挑戦1年目ながら存在感を示しているマジョルカMF久保建英について、カタルーニャの地方メディアが注目している。

 現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節エイバルvsマジョルカで、日本代表MF久保建英は右足でシュートを決め、2-1の勝利に貢献。久保にとって今シーズン3ゴール目となった。その久保について、カタルーニャメディア『LA VANGUARDIA』は「ラ・マシアで輝いた逸材が、マドリー経由で確かな成長を見せている」という見出しで特集記事を組んだ。

「タケ・クボは母国日本でのプロデビューを経て、スペインに戻ってきた。彼は残留争い中のマジョルカにおいて勝負を決するほどの影響力を見せており、その存在感は注目に値するものだ」

「この18歳は漫画“キャプテン翼”の主人公が主戦場とするラ・リーガにおいて、無限の可能性を切り開いている。ボールを左足に縫い付けたかのような技巧を見せ、マジョルカにおいてはディフェンスだけでなく、攻撃面において違いを演出する重要な役割を担っている」

 また、久保は下部組織時代にバルセロナの下部組織に在籍していたことから、カタルーニャメディアはその経歴も強調。「彼は2015年にラ・マシアから去らなければいけなかった。タケはその4年後にレアル・マドリーへと加わり、そこからすぐさまマジョルカ島へと期限付き移籍する運びに」とし、次節のバルセロナ戦でのプレーに注目している。

「島ではすぐさま順応を見せ、それから数か月経過したがこの若者は成長を止めない。ピッチ上で確かな足跡を見せ、タケ・クボは今後長期間にわたり主役を演じる才能があることを示した」

「今度の土曜日、彼は自らの成長を改めて誇示するチャンスが控えている。かつて公式戦出場の可能性が閉ざされ、一度は失意の中で母国へと戻った日本人。前節エイバル戦ではチームの勝利を決定づける重要な仕事をやってのけた。久保はバルセロナに対しても、大きな爪痕を残すことになるかもしれない」

 マジョルカは次節14日にホームでバルセロナを迎え撃つが、この試合は新型コロナウイルスの影響に伴い、無観客試合となることが決まった。久保は下部組織時代に在籍したバルセロナ相手に存在感を示すことができるのだろうか。

 マジョルカvsバルセロナの一戦は日本時間14日26:30キックオフとなる。

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