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「もう少しで狂ってしまいそうだった」ルカクが隔離生活に悲痛な思い

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FWロメル・ルカクが隔離生活に悲痛な思い

 新型コロナウイルス感染拡大防止策として隔離されるインテルに所属するFWロメル・ルカクが悲痛な思いを口にした。

 現在、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。その影響を大きく受けるイタリアでは、感染者が4万7000人を超え、4000人以上の死者を出すなど、ヨーロッパ最大の被害を出し、依然として終息の気配は見受けられない。

 フットボール界にも新型コロナウイルスは影を落としており、2月末からインテルを含めた北部ロンバルディア州での試合が延期となり、ヨーロッパ5大リーグの先陣を切ってセリエAの中断が決まる。さらに、8日に対戦したユベントスのダニエレ・ルガーニが感染していることが発覚し、ユベントスだけではなく、インテルも活動停止と選手、スタッフの隔離の措置を取っている。

 昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからインテルに加入し、ここまで好調を続けるルカクは、元アーセナルのイアン・ライト氏とのインタビューで「もう少しで狂ってしまいそうだった。外れにも出られないし、買い物にも行けない。家の中に閉じ込められている。ママや息子、兄弟との日常が恋しい」と悲痛な思いを語った。

「今、フィジオと一緒にいて、彼ら(家族)が毎日食べ物を運んできてくれる。12時になれば時間通りに昼食が届くし、魚と野菜を食べているよ。それに、エアロバイクも用意してくれた。グループチャットでやり取りしている」

 また、糖尿病を患う母を危険な目に晒したくはないと明かしたベルギー代表FWは、昨夏の移籍についても言及し、インテルとアントニオ・コンテ監督への忠誠を誓った。

「(ユベントス行きに近づいていたことは)事実だ。でも、僕の気持ちはいつだってインテルとコーチとともにある。アドリアーノやロナウド、クリスチャン・ビエリのおかげでネラッズーロは子供のころからのお気に入りだった。コンテはチェルシー時代から僕を欲しがってくれていたし、インテルに加入してからはベストの状態になることだけを考えている」

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