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ミランが「イブラ2世獲得を検討」と伊報道…本家イブラヒモビッチとは契約更新せず?

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“イブラ2世”の声もあるFWジャンルカ・スカマッカ

 ミランズラタン・イブラヒモビッチの後継者候補と目される、2部所属のFWに対して関心を示しているようだ。

 今季、冬の移籍市場でイブラヒモビッチは11-12シーズン以来となるミラン復帰を果たした。8シーズンぶりのセリエAで38歳イブラヒモビッチはリーグ戦8試合3ゴール1アシストの成績を残している。だが新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月中旬よりセリエAは中断を余儀なくされていた。

 イブラヒモビッチがミランと結んでいる契約は2020年6月まで。現状ではこのまま契約満了となる見通しだが、イタリアメディア『コリエレ・デッロ・スポルト』は「ミランはすでにイブラの後継者確保に狙いを定めている」との見出しで、21歳のFWにフォーカスした。

「21歳のジャンルカ・スカマッカはセリエBのアスコリでプレーしている。彼は2020年に入ってから15試合6ゴールをマークしており、アッズーリでも将来的にはエース候補になると期待を集めている」

「ロッソネーリ(ミラン)は、イブラヒモビッチとの将来がまだ何も決まっていない。だが、もしイブラが去ることになったとしても、スカマッカはその後継者として十分な資質を示している」

 1999年生まれ現在21歳のスカマッカはローマ出身で、ローマの下部組織からPSVアカデミーへ若くして国外移籍した異色の経歴を持つ。2017年1月にサッスオーロの下部組織へと移り、その後クレモーネ、PECズウォレへのレンタルも経験し、今季は2部アスコリへ武者修行に出ていた。

 またスカマッカは195センチの長身を生かしたプレーを得意としており、その恵まれた体格から“イブラヒモビッチのよう”との評価も得ていた。

 果たしてミランは半年間で契約が切れるイブラヒモビッチと再契約を結ぶのだろうか。一方でベテランに見切りをつけ、“後継者”をサッスオーロから引き抜く可能性も十分にありそうだ。

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