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アルテタ監督、移籍市場へ向け「2~3つのシナリオを準備」…ここまでのアーセナル指揮も回想

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アーセナルのミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督が、次の移籍市場でのプランを明かした。英『スカイスポーツ』が伝えた。

 新型コロナウイルスの影響を受け、全日程がストップしているサッカー界。プレミアリーグも第29節が終了した時点で中断となり、再開のめども立っておらず、先行きは不透明な状況だ。一部では、このまま打ち切りとなる可能性も伝えられている。

 昨年12月に就任したアルテタ監督の下、2020年はリーグ戦無敗と巻き返しを図っていたアーセナル。冬の移籍市場では2人のディフェンダーを獲得したが、指揮官は次の移籍市場でのプランを明かした。

「2つか3つの異なるシナリオを準備している。その3つのうち1つの状況に応じて、できることが増えるかもしれないし、減るかもしれないし、何もできないかもしれない」

「一日ごとにリアクションしないとね。財政状況はどうなるかわからないし、ルールも、移籍市場のタイミングもわからない。現状、コントロールできないことがたくさんあるんだ」

 途中就任後にチーム状況を一変させたアルテタ監督の手腕は、現地で高く評価されている。38歳の若き指導者は、これまでのアーセナルでの指揮を振り返った。

「ここに来てから色々なことを経験した…。8~10選手がケガをしていたし、多くの問題を抱えていた。ファン、選手、クラブ間のつながりは難しい状態だったね。選手たちのエネルギー、信念、コミットメントを変えなければならなかったんだ」

「我々がやっていることにみんながついてきてくれて、本当に嬉しかった。3、4連勝で周りのマインドもポジティブになっていったね」

 アルテタ監督自身も新型コロナウイルスに感染し、ここ数週間は難しい時を過ごしていた。選手たちも自宅待機が続いているが、指揮官は積極的に働きかけているようだ。

「一緒に仕事を続けているし、巻き込もうとしているんだ。彼らとはとても親しくしているし、ポジティブな反応をもらっていたよ。今は直接会うことはできないけど、グループとしても個人としても話し合っている」

「つながりを保つことは重要だ。彼らは退屈しているしね。若い選手はエネルギーが有り余っているんだ!」

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