ブレシア所属イタリア代表MFサンドロ・トナーリの争奪戦が、激化の様相を呈している。

　これまでユベントス、インテルなども関心を寄せていると伝えられていたプレーメーカーのトナーリ。イタリア『Tuttosport』によると、ミランもトナーリ獲得レースに名乗りを上げているようだ。

　記事によると具体的なオファー内容も固めており「ミランは才能溢れるMFに対して3000万ユーロ(36億円)の契約解除金+マッテオ・ガッビアもしくはアレッサンドロ・プリッツァーリのレンタルを用意している」と紹介している。

　2000年生まれ、現在19歳のトナーリはブレシアの下部組織育ちで、今季はブレシアがセリエAに昇格となったことで、初となる1部リーグでのプレーを経験。19-20シーズンはここまで23試合1ゴール5アシストの成績を残している。

　トナーリはその風貌やプレーメーカーとしてのセンスから“ネクスト・ピルロ”として注目を集めている。アンドレア・ピルロと言えばブレシア育ちで1998年の19歳当時、インテルにステップアップした経歴を持つ。トナーリは移籍市場での注目銘柄となっているが、果たしてどのチームへステップアップを果たすことになるのだろうか。“ネクスト・ピルロ”のステップアップは間近に迫っているようだ。

---

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中