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メキシコリーグ、今後5年間の1部2部入れ替えが凍結に…新型コロナウイルスの影響で決断

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 メキシコ1部のリーガMX、同2部のアセンソMXは、今後5年間にわたって昇格及び降格を凍結すると公表した。新型コロナウイルスに感染したことでも話題となったリーガMXの会長エンリケ・ボニージャ氏が、リーグ公式メディアを通じて明らかにした。

 17日にリーガMXのオーナー間でビデオ会議が行われ、今後5年間にわたって1部2部の入れ替えをしないことで合意に至った。この間、2部リーグの12チームについては、1部を運営するリーガMXの収益から各チームに毎年100万ドル(1億800万円)支払われることになるという。

 すでにメキシコリーグは1部2部ともに3月中旬より中断期間に入り、2部のアセンソMXは今季打ち切りになることが発表されたばかりだった。

 また、一方でメキシコリーグにはアメリカ、カナダのMLSと合併して今後は同一コンペティションになるのではないかとの憶測も浮上。今後、2026年に控えているワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催となることもあり、北米3カ国が同一リーグになるとの動きを予測する見方もあるようだ。

 メキシコではここまで6800人以上もの人が新型コロナウイルスに感染し、うち546件の死亡例が確認されている。今後しばらく、通常通りリーグを実施することが不可能と見越し、今後の1部2部入れ替えが凍結される運びとなった。
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