マンチェスター・ユナイテッドが、アトレティコ・マドリーに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスへの興味を強めているようだ。『Le 10 Sport』が報じた。

　新型コロナウイルス禍で多くのクラブに財政的懸念が生じていると言われている中、グローバルなスポンサー収入からこの危機を乗り越えるとみられるマンチェスター・U。ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョを大金を要して獲得すると伝えられているが、今回の報道によればジョアン・フェリックスも注視しているようだ。

　2018-19シーズンにベンフィカでヨーロッパリーグ(EL)史上最年少ハットトリックを達成するなどして注目を浴びた20歳のジョアン・フェリックスは、昨年の夏に1億2600万ユーロという高額でアトレティコ入り。今季はここまで公式戦28試合6ゴール3アシストをマークしている。

　報道によれば、マンチェスター・Uはジョアン・フェリックスの獲得に向けてファーストコンタクトを取ったとのこと。しかし、アトレティコは現在のところ、同選手を売却する意思はない模様だ。マンチェスター・Uで活躍したポルトガル人と言えばクリスティアーノ・ロナウドだが、ジョアン・フェリックスの代理人は同じジョルジュ・メンデス氏。今冬のブルーノ・フェルナンデス移籍にも関わったとされ、代理人との関係性が取引を進展させる可能性があるようだ。

　マンチェスター・Uを率いるオーレ・グンナースールシャール監督は先日、「通常の状況に戻った時、我々に実行する力があるのは間違いない。我々が望むビジネスに取り組んでいく」と補強について言及。新たなスターの引き入れを望んでいると伝えられるマンチェスター・Uだが、次の移籍市場での動きには要注目だ。

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