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セリエA、6月14日までに再開できなければ今季打ち切りの可能性も?伊メディア報道

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 セリエAは、6月14日がシーズン再開のタイムリミットであると、イタリアメディア『ANSA』が27日、報じている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでに20万人近くが感染し、2万6000人を超える死者が出ているイタリア。しかし新規感染者が減少傾向にあることから、ジュゼッペ・コンテ首相は26日、ロックダウン(都市封鎖)の段階的解除を発表し、5月4日から個人競技の練習再開を認める方針を示した。しかし団体競技であるサッカーは、その2週間後にあたる18日まで練習再開が見送られた上、レーガ・セリエA側が要請していたリーグ再開の日程も示されなかったことで、動揺が広がっている。

 イタリアのスポーツ相ビンチェンツォ・スパダフォーラ大臣は、相次ぐ批判に対し、フェイスブック上で反論。「セリエAに対する陰謀などと囁くのは馬鹿げている。報道を通じて政府に圧力をかけようとしても無駄だ」などと火消しを試みたが、セリエAの今後が危ぶまれている。

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は先日、セリエAの今シーズンの終了期限を6月30日から8月2日に延長したばかりだが、イタリアメディアによれば、レーガ・セリエAは、6月14日がシーズン再開のタイムリミットであるとの見方を示しているようだ。また各クラブは、選手のコンディション調整のために4週間ほどの調整期間を必要としており、5月17日頃には練習を再開する必要がある。タイムリミットが迫る中、イタリア政府やセリエAはどんな決断を下すのか、シーズン打ち切りを回避することはできるのか注目されるところだ。

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