アヤックス守護神、カメルーン代表GKアンドレ・オナナの争奪戦が激化の様相を呈している。

　オランダ『De Telegraaf』、イタリア『Tuttosport』など複数のメディアが、アヤックスGKオナナについて「ミランが新たな正GK候補として関心を示している」と伝えた。

「ミランはジャンルイジ・ドンナルンマが契約延長のサインをしない可能性がある。その場合、ミランはドンナルンマに見切りをつけ、オナナ獲得に動くようだ」

　オナナは先日『Algemeen Dagblad』に対して「アヤックスには満足しているが、ここで5年を過ごし、新たな一歩を踏み出す時がきた」と退団をほのめかす発言をしていた。

　これまでオナナにはバルセロナ、チェルシー、トッテナム、パリ・サンジェルマン、ドルトムントなどが関心を寄せていたと報じられている。

　1996年生まれ、24歳のオナナは母国のサミュエル・エトー・アカデミーで才能を見いだされ、2010年にバルセロナの下部組織へ入団した。だがカンテラからトップチーム昇格はかなわず、2015年にアヤックスの下部組織へ移籍。その後オナナはオランダで評価を高め、アヤックスの正GKとして高い評価を得ていた。

　果たしてオナナは来季どのチームでプレーすることになるのだろうか。カメルーン代表GKの去就は今後大きく注目を集めることになりそうだ。

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