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キエーザが自身の移籍話について否定「僕はヴィオラの選手…交渉は一切ない」

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フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(写真中央)

 フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザには複数のビッグクラブが関心を示していると伝えられていた。だが本人はあくまでフィオレンティーナでのプレーに集中しており、移籍の可能性について否定している。

 キエーザはイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで「僕はヴィオラの選手だ。現時点で移籍交渉は存在しないよ」と述べている。

「僕にはエージェントがいないから、いつも父(エンリコ)が相談役になっているんだ。僕にとって彼はパーソナルアシスタントのようなものだね」

「報道では僕らが(フランチェスコ)トッティの代理人だった人物と契約するという記事もあったようだけど、それは正しい情報ではない。僕は今、フィオレンティーナですべきことに集中していて、移籍について何も考えていないよ」

 キエーザは自身の去就について「自分の目標は選手としてより向上することだ、アタッカーとしてさらなる成長を望んでいるけど、ゴール前での力強さはまだ物足りないと自覚している。そういったところについて、セリエAで138ゴールをマークしている父に近づくためには、パフォーマンスをもっと磨く必要があると思う」と発言。移籍は想定しておらず、フィオレンティーナでのさらなる成長を望んでいると明言した。

 様々なポジションをこなすことでも知られるキエーザ。本人は過去に指導を受けた恩師たちの傾向から、自身のスタイルについて口にしている。

「これまでいろんなポジションでプレーした(パウロ)ソウザは中盤5枚を並べたウイングバックで僕を起用したし、(ヴィンチェンツォ)モンテッラは僕を2トップの一角として使った。(ジュゼッペ)イアキーニは右ウイングが適正だと見ていたようだね」

「ポジションについて僕はそこまでこだわりを持っているわけではないよ。何よりも重要なことはメンタル面であり、自身の力を最大限に発揮することだと思っている。これまで指導を受けたソウザも(ステファノ)ピオリも、フィールドではメンタルを保つことが重要だと説いていた」

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