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「セリエAは99%再開する。ただ全日程を消化できないことも」伊五輪委員長が見解

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 イタリア・オリンピック委員会(CONI)のジョバンニ・マラゴー会長が14日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組に出演し、セリエAの再開について自身の見解を示した。

 セリエAは、イタリア国内の新型コロナウイルスの感染拡大により3月9日からリーグが中断。約2か月に及ぶロックダウン(都市封鎖)を経て、新規感染者数が減少に転じていることから、今月4日から各クラブにおける個人練習が再開。18日からグループ練習も開始する。

 セリエAを主催するレーガ・セリエAは、6月13日のリーグ再開を目指して調整を進め、イタリア政府に決断を委ねている中、マラゴー五輪委員会がセリエAの再開に太鼓判を押した。ただ一方でリーグ再開後の打ち切りの可能性が払拭できないことを示唆した。

「セリエAが6月13日に再開する可能性?私は99%だと考える。再開するために条件を整えて、あらゆる手を尽くしている。これだけの努力が行われたのであれば、リーグが希望通りの日程で再開する可能性は非常に高いはず。ただ再開したといっても、日程をすべて消化できる可能性はこれより低いかもしれない。日程をすべて消化できる可能性を占うには、水晶玉が必要になる」

「私は2か月前にも現実的なリスクがあることを伝えたはず。ドイツではシーズン打ち切りも念頭に入れて選手と合意していたが、イタリアでは目標はただ1つ、再開することだった。これは文化的な問題かもしれない。ただ私には、『とりあえず再開して様子を見てみよう』というメンタリティはない。非常に複雑な状況に陥ることを回避するためにも、常に代替案を用意しておく必要があると思う」

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