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家族8人にコロナを感染させたフィオレンティーナ幹部が告白「本当に恐ろしかった」

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 フィオレンティーナのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、22万人以上が感染、3万人以上の死者が出たイタリア。サッカー界においても、ユヴェントスのダニエレ・ルガーニを始めとして陽性者が相次ぎ、フィオレンティーナでは、選手3名のほか、チーム関係者やその家族など複数の感染者が報告された。

 フィオレンティーナSDのプラデ氏は、その中の1人が自身であったことを告白。さらに自らウイルスを家庭に持ち込み、家族を感染させてしまった複雑な心境を明かした。

「私は自らCovid-19を経験した。私が自宅にウイルスを持ち込み、家族で9人が感染してしまった。私の妻や娘、それに妻のきょうだい夫婦や甥っ子たち。特に義父母のことは本当に恐ろしかった。2人は救急搬送されてスパランツァーニ(イタリア国立感染症研究所)に30日間入院していた」

また自身のコロナとの闘病生活についても振り返り、「最悪なのは、家族の中で徐々に全員が感染していくのを目の当たりにすること。狡猾なウイルスだ。つらくて、ベッドから起き上がることができない。高熱で汗がでて、下痢や咳も。物凄く不安になっていった」と語った。しかし現在は、「幸運なことに克服できた」と述べ、家族全員が回復したことを報告した。

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