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“世界の恥”FCソウルが法的措置検討…マネキン設置業者は「成人用マネキン」専門だった

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イギリス『BBC』のインスタグラムより

 韓国Kリーグの開幕戦で客席に設置されたマネキンの中に「成人用マネキン」が紛れ込んでいた問題で、FCソウルが設置した業者に対する法的措置を検討していることが分かった。

 新型コロナウイルスの蔓延で開幕が延期となっていたKリーグだが、17日に無観客で開幕。少しでも寂しさを紛らわせようと、FCソウルは本拠地のスタンドにマネキン30体を置いた。

 しかしこの中の10体が成人用の製品であることが発覚。『朝鮮日報』には試合後、「寂しい雰囲気を少しでも盛り上げようとしたソウルの努力は国際的な恥につながった」と指摘。『BBC』なども伝えたことで議論を呼んでいた。

 『朝鮮日報』によると、マネキンを設置した業者は人間の皮膚の質感や体毛までを再現した「リアルマネキン」を専門に製作していたのだという。また業者のサイトにも「リアルドールをはじめとする成人用品を開発・製造するブランド」と記されていたというが、現在は閉鎖している。

 汚名を着せられたFCソウル。ただしチームはこの事実を把握していなかったようで、「成人用品を製作する業者が虚偽の説明をしていたことが確実になれば、業務妨害、詐欺などの疑いで提訴することもあり得る」と説明したとしている。

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