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今季の欧州カップ戦は一都市開催に?フランクフルトなどが候補もリスボン有力か

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前回優勝のリバプール

 今シーズンのヨーロッパカップ戦は8月の2週間を使ってリスボンで行われる可能性があるようだ。イギリス『インデペンデント』が伝えた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月中旬までにシーズンが中断した欧州のフットボール界。フランスやオランダ、ベルギーで打ち切りが決まった一方で、ドイツでは5月中旬から再開され、間もなくスペイン、イングランド、イタリアでもリーグ戦が再開される。しかし、ヨーロッパカップ戦の再開について具体的なことは決まっていない。

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、8月2日までに各国のリーグ戦やカップ戦の終了を要求。そして、8月を使ってUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16セカンドレグの残り4試合と準々決勝以降、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16ファーストレグ2試合、セカンドレグ8試合、準々決勝以降の実施を目指し、8月最終土曜日とその3日前にCLとELの決勝が予定されると報じられている。

 『インデペンデント』によると、ヨーロッパカップ戦に関係するワーキンググループを立ち上げたUEFAは、17日の会議で最終決定を下す見込み。さらに、無観客となることからCL決勝の開催地をイスタンブールから変更することは避けられず、ポルトガルのリスボンやドイツのフランクフルト、ロシアのモスクワなどが新たな候補に挙がるようだ。

 UEFAはインフラ面で新型コロナウイルス感染対策を徹底できる開催地の選定をすでに始め、モスクワは外れ、リスボンが一番手に浮上した模様。ドイツ『ビルト』はリスボン開催の可能性が高いと報じるものの、フランクフルトで行われる可能性もゼロではないと報じている。しかし、一都市で残り全試合を開催するにあたり、複数のスタジアムのあるリスボンがより魅力的であるようだ。

 現段階で、具体的なプランは正式決定されていないものの、CLとELともにワールドカップのノックダウンステージのように準々決勝と準決勝は1試合制になる可能性がある。

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