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シュバインシュタイガーが明かす悲劇に終わった2012年CL決勝の逸話。ルイスの予言、PK戦…

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MFバスティアン・シュバインシュタイガー

 バイエルンなどで活躍した元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、2012年チャンピオンズリーグ(決勝)の逸話を明かしている。

 バイエルンは2011-12シーズン、CLの決勝に進出。舞台はホームのアリアンツ・アレーナで、チェルシーと激突した。バイエルンは試合終盤にトーマス・ミュラーのゴールで先制するが、88分にコーナーキックからディディエ・ドログバが強烈なヘディングシュートを叩き込んで試合は振り出しに。

 このゴールの直前にチェルシーDFダビド・ルイスは予言していたと、シュバインシュタイガーは自身のドキュメンタリー映画『Schw31ns7eiger Memories - From Beginning to Legend』で明かす。

「彼はボックスに入ってきて、私に言ったんだ。『ゴールが決まるぞ』とね」

 1-1のまま試合はPK戦に。シュバインシュタイガーは当時の選手たちは重圧に耐えられなかったと説明する。

「ほとんどの選手が逃げ出してしまった。彼らは逃げ出し、手を挙げて『蹴りたくない』と言っていた」

 シュバインシュタイガーは5人目のキッカーとして登場したものの、失敗。チームはPK戦3-4と敗れ、「観客の落胆した顔を見たくなかった。わかっていたよ。もう終わりだとね」とスタンドを向くことができなかったと話している。

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