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ドルトムントがサンチョの移籍金として160億円要求…マンチェスター・Uは今夏の獲得断念か

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 ドルトムントがジェイドン・サンチョの移籍金として1億1500万ポンド(約157億円)を求めるようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

 2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントに加入して以降、順調に成長を続けるサンチョ。今シーズンもここまで公式戦40試合で20ゴール20アシストを記録するなど、チームのキーマンの1人として活躍し、先日の調査で同選手の市場価値は世界3位となる1億5970万ポンド(約218億円)にまで及ぶことがわかった。

 そんな20歳のイングランド代表FWに強い関心を寄せるのがマンチェスター・ユナイテッド。サンチョを今夏の移籍市場のメインターゲットにし、獲得レースのポールポジションに立つとされてきた同クラブだが、どうやら新型コロナウイルスの影響により、補強プランを変更する可能性がある。

 同メディアによると、パンデミックによるシーズン中断の影響を受けることが予想され、先行きが不透明な今夏の移籍市場で、マンチェスター・Uはプレミアリーグ史上最高額を支払ってまでサンチョを獲得することに二の足を踏んでいる模様。さらに、17日から再開されるリーグ戦で必要なポジションを見極め、どのような選手が市場に並ぶか判明してから、補強に動くと考えられている。

 一方のドルトムントは、代表からの帰還が遅れたり、寝坊でミーティングに遅刻したり、さらに先日には自宅に美容師を呼んでドイツ・フットボールリーグ(DFL)から罰金を科されたりと、何かと素行面でもヘッドラインを飾るサンチョに手を焼く様子。スポーティングディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は先日、ドイツ『シュポルト・ビルト』に「私たちにとって簡単ではないときがある」と漏らしていた。

 しかし、ドルトムントにサンチョを安く叩き売る考えは毛頭ないようだ。

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