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遠藤航の活躍に驚かず…ブッフバルト氏が指摘、日本人獲得=「正しいメンタリティの購入」

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大きな存在感を示すMF遠藤航

 シュツットガルトのレジェンドでもある元ドイツ代表DFのギド・ブッフバルト氏は、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じた際、同クラブで大きな存在感を示す日本代表MF遠藤航についても語った。

『ビルト』は、14日に行われるダービーマッチ、カールスルーエ対シュツットガルトを前に両クラブでプレーしたブッフバルト氏に取材。この試合で応援する古巣はやはり1984年と92年と2度のブンデスリーガ優勝を経験したシュツットガルトとのこと。「キャリアの最後はカールスルーエで美しい時間を過ごさせもらったが、自分にとって最も素晴らしかったのはシュツットガルト時代」と語った。

 選手としては1994~97年は浦和レッズでも過ごし、監督として同クラブを2度の天皇杯(2005年、06年)制覇、2006年にはリーグタイトルに導いたブッフバルト氏。インタビューではここ最近、「シュツットガルトの心臓」などと周囲から絶賛の声が相次ぐ元浦和の遠藤についても言及した。

「エンドウはここ何週間ベストプレーヤーだが、驚いたか」と問われると、「ノー。まったくそれはない」と即答。次のように続けている。

「どちらかと言えば、(加入後)最初まったく起用されなかったことを不思議に思っていた。優れていて、経験も持つ日本人選手を獲得すれば、失敗することはまずない。彼らを加えるのは、正しいメンタリティを購入するということだ。彼らは常に全力出して、常にチームに献身する」

 シュツットガルトには過去10年、岡崎慎司や酒井高徳、細貝萌や浅野拓磨らと複数の日本人選手たちが在籍。長年日本でも活躍したブッフバルト氏だが、同国からの助っ人は通用する可能性が高いと考えるようだ。

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