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中島翔哉、今週中にもチーム練習合流か…代理人が“100万ユーロ未払い”現地報道を否定

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ポルトMF中島翔哉

 ポルトのチーム練習に合流していなかったことから様々な憶測が飛んでいた日本代表MF中島翔哉は、今週中にもクラブの下に戻るかもしれない。代理人のテオ・リュウキ氏がポルトガル紙『Record』で語った。

 新型コロナウイルスの影響で3月中旬に中断したポルトガルのプリメイラ・リーガは、今月3日に再開。しかし、中島は5月中旬からチーム練習を欠席し、自宅で個人トレーニングを続けていたことが明らかに。セルジオ・コンセイソン監督はその不在について、先日の会見で、「これはクラブ首脳陣の問題であり、チームの問題ではない」と言及するにとどめていた。

 中島に関しては、妻が喘息を患ったことに加え、新型コロナウイルス感染への不安から、「合流を拒否した」と伝えられ、契約問題に発展するかもしれないとの報道も。さらに先日、『Correio da Manha』は、クラブが約束していた100万ユーロ(約1億2000万円)が期日までに支払われていなかったとし、それを日本代表MFが練習に合流していない理由に挙げていた。

 だがどうやら、同選手は当初報じられた理由から自宅でトレーニングすることを選んだとのこと。代理人は『Record』に対し、「ナカジマに関して問題はない」と切り出すと、以下のように続けている。

「パンデミックが始まると同時に、彼の下で働いていた日本人のスタッフが去り、妻が1人で家に残された。彼女は喘息持ちで、彼も万全ではなかった。そのため不安になり、彼女とともに家に残ったんだ。単にそれだけだ。FCポルトはこの状況について把握しているし、それ以上のことはない」

 続けて代理人は今週中に合流する可能性について、「イエス。もうすぐ戻れるだろう」と言及。また、コンセイソン監督のコメントについては「セルジオが話していたことは完璧に理解している。この件が首脳陣との問題と話していたのは、クラブ内部の人物をナカジマに付き添わせるということだ。何もおかしくないし、普通のことだ」と語った。また、『TVI24』が紹介したコメントによると、リュウキ氏は“未払い報道”について、「すべてスケジュール通り(支払われている)。ポルトはナカジマに関して遅れはない」と否定していた。

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