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エティハド上空に“White Lives Matter Burnley”…バーンリーは声明で強く非難

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White Lives Matter Burnleyと記したバナー

 マンチェスター・シティvsバーンリーで人種差別問題への抗議活動を嘲笑うバナーが上空に現れ、物議を醸し出している。

 アメリカのミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官による不適切な拘束によって死去した事件以降、世界中で黒人差別に対する抗議活動が発生。フットボール界でも、試合前やゴールセレブレーションの一環として膝をついて抗議への賛同を示したり、ユニフォームに“Black Lives Matter”と記したりと、人種差別撲滅に向けての運動が広がる。

 しかし、22日にマンチェスター・Cの本拠地エティハド・スタジアムで行われたバーンリー戦の序盤では、小型機を用いた“White Lives Matter Burnley”のバナーが上空に掲げられた。これは“Black Lives matter(黒人の命は大切)”にかけたもので、波紋を広げることは間違いないと見られる。

 なお、現段階で誰がどのような意図を持って小型機を飛ばしたかは判明していない。

 この問題のバナーを受け、バーンリーは直後に声明を発表。「バーンリー・フットボールクラブは、月曜日の夜にエティハド・スタジアム上空に攻撃的なバナーを航空機で飛ばした行為を強く非難する。この行為をした者はターフ・ムーアで歓迎されないということを明確にしたい」とし、クラブの立場を明らかにした。

「これはバーンリー・フットボールクラブを意味するものではなく、関係機関と協力し、実行者を特定し、生涯にわたる処分を科すことになる。私たちはプレミアリーグの人種差別撲滅への活動を全面的に支持しており、選手とスタッフの全員がマンチェスター・シティ戦でのキックオフの際に膝をついていた」

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