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4発レッチェ撃破のミラン指揮官ピオリ「重要な勝利…欧州カップ戦の出場権を勝ち取りたい」

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 22日に行われたセリエA第27節レッチェvsミランでは、1-4でミランが勝利。再開後最初の公式戦コッパ・イタリアでは2戦合計ドロー、かつアウェーゴールにより準決勝で阻まれたミランだったが、リーグ再開初戦で得た白星に指揮官が満足感を示している。

 試合後、ミラン指揮官ステファノ・ピオリは『スカイスポーツ・イタリア』に対して「この勝利は本当に重要だった」と語り、安堵の表情を浮かべた。

「レッチェは引いて迎え撃ってきたし、その中でどうスペースやギャップを生み出すかがポイントだった。なんとか勝ち点3を手にすることができて本当に良かったよ。我々の目的はヨーロッパのカップ戦出場権だ。ローマからはまだ離されているが、少しでも接近できるようにこの後も気を引き締めて戦いたい。接近するチャンスは次節あるからね」

 この試合では負傷しているズラタン・イブラヒモビッチを起用することができず。契約満了間近で去就が不透明となっている38歳のFWについては「イブラは特殊なFWだし、彼がいない場合は他の布陣でどう機能させるかを模索する必要がある。今日はうまくいって良かったよ。コッパ・イタリアの時はそこまで奏功しなかったからね」と述べている。

 前半途中、負傷交代したDFシモン・ケアーについては「ひざをひねってダメージがあるかもしれない。だが深刻ではないことを願っているよ。次節はローマとの重要なマッチが控えているんだ」と述べている。

 今後ミランはラルフ・ラングニックを招へいするのではないかとの話については「うわさについては興味がない。私は常に情熱を持って仕事している。良い形でシーズンを終えたら、未来が確定すると思っている」と多くは語らず、今後に気概を示した。

 勝ち点を39に伸ばして暫定7位に浮上したミランは次節、5位ローマをホームに迎え撃つ。来季の欧州カップ戦出場権を手にするためには、ミランにとって次節の勝ち点3奪取は至上命題となる。

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