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なぜレアル・マドリーで出場できない?直球質問にハメス・ロドリゲス「僕だって知りたいよ(笑)」…去就にも言及

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 レアル・マドリーに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、自身の立場や将来について言及した。コロンビアTV『Gol Caracol』のインタビューで語られた内容をスペイン『マルカ』が伝えている。

 ハメスは、バイエルンへの2年間のレンタルから今シーズに復帰した。しかし、2014年夏の入団から2016-17シーズン終わりまで着用していた背番号10はルカ・モドリッチに渡っており、出場機会もここまで公式戦14試合のみとそれほど多くは与えられていない。

 また、新型コロナウイルスによる中断から明けた後、ラ・リーガでは臨時ルールとして交代枠が5名までに増やされているが、ハメスは再開後の3試合中1試合でしか出番が与えられず。レポーターから「なぜ出場できないのか?」という趣旨の問いが投げかけられると、ハメス当人は笑いながらこう返答した。

「良い質問だ。僕だって知りたいと思っているよ(笑)。信頼されている選手たちで主要なタイトルを獲得し、そこが中心となっているときに変化させるのは難しい。また、指揮官が定期的に時間を与えてくれないことによっても複雑になっていく。能力を数分で発揮するのは容易ではないし、自分が分かっていることすべてを実行することはできない。フットボール界の人ならば僕の言っていることは分かるだろう」

 チャンピオンズリーグ(CL)3連覇の主要メンバーを優占したいジネディーヌ・ジダン監督の心境に理解を示したハメス。一部では練習態度に起因した同指揮官との関係悪化も報じられたが、自身のプロ意識についてはリスペクトを求めている。

「僕について色々なことが言われているけど、ほとんどすべてが嘘だ。一番気になるのは僕のプロ意識が疑われていることで、それは受け入れられない。プロ意識がとても高かったからこそ今の自分があるんだ。僕のとなりで一緒に仕事をしてきた人たちならそれを分かってくれている」

 さらに、「(ジダンとは)何の問題も起きていない。すべての監督にそれぞれの好みがあるんだ。僕らは正常に仕事をしている関係だよ。中心的な役割を担っているわけではないけど、自分の出番が来た時のためにトレーニングに取り組んでいる」と、チームに貢献する機会をうかがっていることを主張。一方で、今後の去就についても触れた。

「将来のことを考えても、どこだろうと自分にとって最高レベルのパフォーマンスを発揮しなければならない。将来がどうなるかは分からないけど、もし選択肢が与えられるのなら、自分の能力とポテンシャルが生かせるクラブを選ぶだろうね」

 欧州各紙により、アトレティコ・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、エバートンからの関心も噂されるハメス。レアル・マドリーから退団する可能性をほのめかし、新天地の条件として出場機会を優占したい意向を示唆している。

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