beacon

強豪ローマ戦出場のサンプドリア吉田麻也、伊主要紙は辛辣評価「HTまでは合格点だが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ローマ戦にフル出場したDF吉田麻也

 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が24日、セリエA第27節のローマ戦にフル出場。イタリアの主要紙などから辛口の評価を受けた。

 16位サンプドリアは24日、セリエA第27節で強豪ローマと敵地スタディオ・オリンピコで対戦。11分にFWマノーロ・ガッビアディーニが相手のバックパスのミスを拾い、先制点を挙げたが、後半に入り64分および85分にローマのエースFWエディン・ジェコに得点を許して1-2と逆転負けを喫した。

 3試合連続での先発を果たした吉田はCBとして4バックの一角に起用されたが、失点シーンに絡んだこともあり、現地の評価は低調に。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、チーム内最低点となる「5」と採点。しかし「2-1となったジェコの得点シーンにおいて、判断のためらいが致命的となった。それまでのパフォーマンスはまずまずだった」と綴り、ジェコに2点目を許す前までの84分間のパフォーマンスについては一定の評価を与えた。

 続いて『メディアセット』も同じくチーム内最低点の「5」と採点。前半のプレーについては及第点を与えた一方、後半のジェコへの対処が、サンプドリアがポイントを逃す要因になったと指摘した。

「日本人選手は、ハーフタイムまで(指揮官クラウディオ)ラニエリの最終ラインを完璧に指揮し、前半は十分に合格点だった。しかしその後は、ジェコとのデュエルで明らかに負け、ブルチェルキアーティ(サンプドリアの愛称)の敗北という代償を払うことになった」

『コリエレ・デロ・スポルト』も同様に吉田に対してチーム内最低点を与えたが、さらに辛口評価。「4.5」と採点した。「重大なミスを犯し、(ヘンリク)ムヒタリアンに同点ゴールのアイディアを与えてしまった。しかしその汚点は、(GKエミル)アウデーロが洗濯して救ってくれた。またジェコに対しては2度にわたって出遅れている」と綴った。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP