beacon

遠藤航、独誌の2部今季ベスト11に選出!2位シュツットガルトから選ばれた唯一の選手に

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF遠藤航が独誌の2部今季ベストイレブンに

 ブンデスリーガ2部シュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航が、ドイツ誌『キッカー』の同リーグ今季ベストイレブンに選ばれた。

 遠藤は昨夏にベルギーのシントトロイデンから当初は買い取りオプション付きのレンタルといった形でシュツットガルトに加入。移籍市場の遅い時期に加わったことや日本代表戦による不在なども影響し、当時指揮を執っていたティム・ワルター前監督の信頼をなかなか勝ち取れず、結局昨年11月にデビュー出場を迎えている。

 しかし、同選手は第14節カールスルーエ戦に初のスタメン出場を果たすと、そこからは累積警告により出場停止になった第32節ザントハウゼン戦を除く公式戦21試合すべてにフル出場。すぐさまその際立った闘争心、空中戦での強さで周囲を魅了し、ウィンターブレイク中に就任したペレグリーノ・マタラッツォ新監督には最近、「チームで最も重要な選手」とまで絶賛される存在となった。

『キッカー』はそんな遠藤をボランチとして、首位フィニッシュのアルミニア・ビーレフェルトが7選手も送り込んだ今季のリーグベスト11に選出した。しかも2位で1部復帰を決めたシュツットガルトから選ばれた唯一のメンバーとなっている。

 また、このベストイレブンでは今シーズン公式戦の出場試合数が30戦以下だったのは遠藤のみ。2部とは言え、新しい環境に身を置きながらもこの500人近くが戦うリーグのエリートに上り詰めた。今後、買い取りオプションを行使したシュツットガルトの背番号3の実力が1部ではどれほど通用するのかに注目したいところだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP