バルセロナのキケ・セティエン監督が、同クラブ退団報道が飛び出したFWリオネル・メッシについてコメントしている。

　スペイン『カデナ・セール』が報じたところによれば、メッシはバルセロナの現状に不満を募らせており、契約期間の2021年を迎えたタイミングでの退団を検討しているという。その理由の一つには、セティエン監督率いるコーチングスタッフに対する信頼の欠如も含まれているとされる。

　だが5日のラ・リーガ第34節ビジャレアル戦の前日会見で、この報道について問われたセティエン監督は、メッシがそうした不満を溜め込んでいる様子ではないことを強調した。

「そうしたことについて考え込んだりはしない。彼からは何も聞いていないんだ。そうした報道が事実とは思わない。考えることはないし、私の仕事でもない」

「彼は良い調子だと思っている。そのほかのことは憶測であり、私が首を突っ込むことはない。良い感じで練習に励んでいるし、私たちは話すべきことを話している。彼は試合で、各瞬間に何をすべきかをしっかり意識しているし、年齢の影響も受けていない。いつも通りだと思っているよ」

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