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「お願いだから外に出ないで」ジダン、リーグ優勝達成もファンに自制を呼びかける

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ジネディーヌ・ジダン監督

 19-20シーズンのラ・リーガ優勝を決めたレアル・マドリー。だが指揮官ジネディーヌ・ジダンは、ファンに喜びを爆発させないよう自制を呼びかけている。

 現地時間16日に行われた第37節レアル・マドリーvsビジャレアルは2-1で決着した。2位バルセロナが同じ節で敗れたこともあり、最終節を残して勝ち点差が7に広がりレアル・マドリーの戴冠が確定した。

 3シーズンぶり34回目のリーグ制覇を決めたレアル・マドリーだったが、試合後ジダン監督は「お願いだから外に出て皆で祝うことはしないでほしい。なんとか自宅に留まってもらいたい」とファンに強く呼びかけた。

 「とても奇妙なことではあるが、どんなに嬉しくても感染症拡大を制御する必要がある。私達もシベーレス広場に行って祝福したいところだが、健康上の理由でそれをしてはいけない。それは皆さんにもおわかりいただけるだろう」

「だからファンの皆さんは自宅になんとか留まってほしい。集団ではなく各自が自宅でお祝いする。それが今、マドリーがすべきことだと認識しているよ」

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月から6月にかけて全公式戦が凍結となる未曾有のシーズンとなったが、指揮官ジダンは選手たちの戦いぶりに手放しで賛辞を贈っている。

「私がここに来てから選手たちは本当によくやっているよ。もちろん指導者としてできることに限りはあるし、選手たちの奮闘ぶりがチームの成績に直結する。ファンのみんなが誇りに思えるチームになっていると思う」

「UEFAチャンピオンズリーグはチャンピオンズリーグだ。だがラ・リーガを制するのは、他のコンペティションとは比べ物にもならない労力を必要とする。38試合の長丁場、どのチームよりもポイントを多く獲得できたことは本当に素晴らしい。とりわけ10連勝で優勝までたどり着いたことはとても印象的だったね。最後までしっかり抜いて戦ったのでとても幸せだよ。言葉がないね」

 2019年3月より現職に復帰したジダン。ラ・リーガは16-17シーズンに制しているが、コロナ禍にありながらのリーグ優勝は指揮官にとって格別の思いがあるようだ。

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