ラツィオがダビド・シルバと間もなく契約するようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

　2010年から10年間にわたり、マンチェスター・シティの急成長を支えてきたD・シルバ。しかし、今夏に満了を迎える契約は更新されないまま、8月のUEFAチャンピオンズリーグ終了後にクラブから退団することが決定的とされている。

　ワールドカップ制覇を知る34歳の元スペイン代表MFに対しては、ラ・リーガ勢やメジャーリーグ・サッカー(MLS)勢が興味を持つとされる中、セリエAで4位に入ったラツィオが関心。先日から、双方は交渉の席に着き、同選手との契約に向けて本腰と伝えられている。

　そんな中、同メディアによると、ラツィオとD・シルバは10日に契約を締結する可能性がある模様。6日夜にクラウディオ・ロティート会長と兄弟であり代理人のナンド・ヒメネス・シルバ氏が会談し、サラリーや待遇、契約期間等に加え、プライベートジェットや居住地に関する話し合いも行われ、合意に近づいたようだ。

　先日にはD・シルバの実父、フェルナンド氏が「彼はセリエAが大好きで、イタリアで40歳までプレーする可能性がある。彼にラツィオと契約してほしい」と息子の将来について話していた。

　また、元スペイン代表MFがすでにアラブ首長国連邦のクラブやインテル・マイアミといったMLS勢からのオファーを拒んだことも同メディアが報じている。

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