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欧州得点王インモービレが驚き「僕がC・ロナウドやレワンドフスキより上なんて」

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FWチーロ・インモービレ

 ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが11日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じて自身の今シーズンのパフォーマンスを振り返った。

 インモービレはラツィオでの5年目となった今シーズン、セリエA37試合に出場して36ゴール8アシストを記録。ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドとのセリエA得点王争いを制したほか、4年前にFWゴンサロ・イグアインがナポリで樹立した1シーズンのリーグ戦最多得点数に並んだ。またヨーロッパ全体においても、34ゴールを挙げたバイエルンFWロベルト・レバンドフスキを抑えて、ヨーロッパ・ゴールデンシューのタイトルを獲得。イタリア人選手としては、ルカ・トーニやフランチェスコ・トッティに次ぐ3人目の快挙だった。

 ラツィオのエースは、自身の名前がC・ロナウドやFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスらとともに歴代受賞者として刻まれることに驚きを隠せない。

「信じられないことだよ。僕がC・ロナウドやレワンドフスキよりも上なんてね。歴代受賞者の名前を遡って見ても信じられないほど。(リオネル)メッシ、メッシ、(ルイス)スアレス、C・ロナウド、C・ロナウド、メッシ、メッシ、C・ロナウド、メッシだったからね」

 ラツィオはシーズン途中まで、王者ユベントスとスクデット争いを繰り広げていたが、リーグ再開後に失速。インテルやアタランタに追い抜かれ、4位でシーズンを終えた。

「ロックダウン(都市封鎖)の前までは、ユーベとわずか1ポイント差。それにメンタル面でも最高の状態だった。試合が始まる前から勝利していたようなもの。リーグの中断によりダメになり、悪影響を受けた。それでもできる限り上手くやろうと努力はしたんだ」

インモービレを巡ってはヨーロッパの数多くのクラブが獲得に関心を示してきたが、ラツィオFWはこのままローマの街でキャリアを終えることを望んでいる。

「ニューカッスルが獲得するかもしれないという話が出ていた時期に僕の代理人から連絡があった。それから(マッシミリアーノ)アッレグリか(ルチアーノ)スパレッティかイタリア人指揮官が僕を欲しがっているという話も聞いた」

「僕はずっとラツィオに残るつもりなんだ。新契約は3年間になる予定で、2025年に僕は35歳になっているからね。ラツィオに来る前は、ナポリから頻繁に連絡が来たが何らかの理由で実現しなかった。僕はナポリ生まれだから、常にナポリには親しみを感じている。しかしラツィオが僕に与えてくれたものはプライスレスだよ」

 最後にインモービレは、今夏の移籍市場でのラツィオ加入が迫るマンチェスター・シティのMFダビド・シルバに言及。「経験豊かな偉大な選手。彼を大歓迎したい。ラツィオの選手である以前にラツィオのファンとして、彼がやって来るのが楽しみだよ」と述べた。

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