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負傷しながら指揮したPSGトゥヘル監督、劇的勝利に「両足とも万全なら40メートル走ったかも」

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 パリSGは12日、CL準々決勝でアタランタと対戦。先制点を許す苦しい展開となったが、試合終盤にドラマが待っていた。90分にネイマールのアシストからマルキーニョスのゴールで追いつくと、アディショナルタイムにはネイマールキリアン・ムバッペとつなぎ、最後はエリック・チュポ・モティングが逆転弾を挙げた。

 練習中に足首のねん挫、および第5中足骨骨折のケガを負っていたトゥヘルは、アタランタ戦は座りながらの指揮に。「私が両足とも万全だったらどうなっていたか想像してみてほしい。もしかしたら、今日は40メートルのスプリントをする日になったかもしれない」と語った。

「今日はクラブの誕生日であり、ちょうど50年目の誕生日なので、この日を忘れることはないだろうね。クラブの歴史の中でこの瞬間を迎えられたことをとても嬉しく思っている。外部の人たちは簡単そうに見え、これらの目標を達成することがどれほど大変なことなのか気づかない。しかし、これは大きな努力であり、私たち全員にとって非常に大きな一歩なのだ」

また、アタランタ戦までの準備が難しかったことを明かしつつ、最後には実を結んだと満足した様子だ。

「チームを準備するのは非常に難しかった。試合がなかったのでリズムがなかったが、最後の数日間で感じられたのは、グループの決意、熱意、努力、トレーニングの質、そして愛とハードワークのミックスが格別だったということだ。私にとっては、当然の勝利だったが、得点が遅かったのは運だった」

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