元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏が、バルセロナ退団の可能性が取り沙汰されるFWリオネル・メッシについてコメントしている。

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝パリSGvsバイエルンを前にスペインの銀行グループ、サンタンデールのトークイベントに出席したフィーゴ氏。そのイベントでは、準々決勝でバイエルンに8-2の大敗を喫したバルセロナについての質問も飛んだ。フィーゴ氏は危機的状況を迎えた古巣バルセロナについて、次のようにコメントしている。

「特別、何かを感じているわけではない。決勝に到達した2チームは、そのクオリティーと困難を克服する力を、ときに凄まじい形で示したということだ。バルセロナについての結論を導くのは彼らの責任者たちだ」

　そしてバルセロナ退団を検討しているとされるメッシが、自身のようにレアル・マドリーへの“禁断の移籍”を果たす可能性は否定。レアル・マドリーだけでなく、移籍自体が難しいとの見解を示している。

「今季、メッシの契約解除金(7億ユーロ)をどこかのクラブが支払うのは、ほぼ不可能だ。市場はほぼその機能を停止している。メッシの移籍金を支払うのはとても難しく、不可能に近いだろう。20年前の私の移籍みたいな出来事が起こるのは、ほとんど不可能と言っていいだろう」

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